現在日本では、11人に1人の女性が乳がんに罹患するようになりました。
これには食生活や睡眠の質、社会生活や職場でのストレスなど
様々なことが複雑に絡み合っています。
しかし、私達はこの現代社会でも元気に生きていかなくてはいけません。
1人でも多くの女性が心安く、笑顔で暮らせるように
其々のスペシャリストが其々の分野において、
乳がん予防に有用な方法をお伝えし、実践の手伝いをします。
これらの有用な方法を複数実践することで、
乳がん予防が高確率で叶うものと考えます。
私達が生きるためには酸素は不可欠です。
細胞1つ1つにも同じことが言えます。
壱伊式ホルモンバランス呼吸法を行うと、
血流が良くなり、体の隅々まで、きちんと血液に乗って酸素が届けられ、
細胞本来の代謝をし始め、臓器が機能を取り戻し、健康な体になります。
今回は乳がん予防というテーマでこの呼吸法を紹介しますが、
乳がんに限らず、大腸がんや若年性アルツハイマー、鬱、睡眠時無呼吸症候群、
更年期障害、尿漏れ、子宮脱
不妊(卵子ができない、着床しづらい)など様々な疾患を改善してきた呼吸法と
今回新たに、座位でできる乳がん予防のポーズをお伝えします。
一般的にはリラクゼーションとして行われるアロマセラピーですが、
西洋薬の礎はヨーロッパハーブにあります。
現在でもフランスでは精油を薬の代わりに用いるドクターもいて、
薬局でその処方箋通りに調剤されることもあります。
精油のには抗感染作用、免疫調整作用、抗カタル作用、うっ滞除去作用、
組織再生作用、鎮痛作用などがありますが、
抗腫瘍作用を持つ精油があることが分ってきました。
特に今回はin vitro ではありますが、乳がん細胞を減らす結果を得た精油を用いて、
NK細胞の活性化を図ることが示されているアロマトリートメントをセルフで実習します。
乳癌好発部位から考えても、乳房と腋窩のトリートメントは有用です。
植物油を用いると組織が柔らかくなるので、
乳がんセルフチェックも乳房の中心まで行えるようになります。